ディジュリドゥ購入前チェックリスト

ディジュリドゥを購入する際に気をつけること

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以下は、ディジュを購入する前にチェックすべき点です

  • 素材
  • 最適なサイズとキー
  • 製作工程、出来栄え
  • 本物であること

 

素材

今日様々な素材がディジュ作りに使われています。

本来ディジュは、シロアリによって中身が空洞になったユーカリの木から作られていました。しかし西洋文化がディジュを発見して以来、人々はプラスティックパイプ、ブラックポリエステルパイプ、ファイバーグラス、竹、竜舌蘭、そしてありとあらゆる木材をディジュ作りに使用するようになりました。

練習用のディジュを探しているのなら、素材はそこまで重要ではありません。お金がないのなら、プラスティックパイプで作ることもできます。それが一番低コストなディジュです。音の面においても十分です。それより少し費用がかかりますが、ファイバーグラスでも良いディジュが作れます。インドネシアでは主に竹が使われていますが、竹ディジュはあまりおすすめしません。竹ディジュには二つの大きな短所があります。一つは、非常に割れやすいことです。そしてもう一つは、一般的にあまり音が良くないことです。竹の素材自体が柔らかく、また内部が繊維質になっているので、サウンドクオリティーにおいてマイナス効果があります。

本物の木から作られたディジュは大体においてよりすぐれた響きを持っています。ひとえに木から作られたディジュといっても、人工的に穴を開けたものや、分割された二つの木をくっつけたものなど様々な種類があります。

しかし、最高のサウンドクオリティー持つのはシロアリによって空洞にされたユーカリのディジュです。

また本物のディジュを買うにしても、その製作工程、出来栄えやサウンドクオリティーを確認する必要があります。

 

最適なディジュのサイズとキー

初心者用ディジュに適したサイズは100〜150cmの間です。それ以上長かったり短かったりすると、演奏を継続するのにより多くの空気が必要となり、その結果循環呼吸を学ぶのがより難しくなります。また練習に適したキーは F, F#, E, D#, D, C#, C, Bです。

 

ディジュリドゥの製作工程

特に木のディジュ(竹も含む)を買う際に、この製作工程がとても重要になります。木は気候の変動によって膨張、収縮するので、コーティングなどで十分に守られていないと、クラッキングが起こります。

私たちDidjshop.comはアボリジニーの供給者からディジュを購入し、さらにその後25段階の作業工程を設けています。10年前、卸売を始めたばかりの頃には、この作業工程はありませんでした。今なお、ほとんどのディジュ販売者がそうしているように、私たちも購入したディジュをそのまま販売していました。しかし、商品のおよそ三分の一のディジュがクラッキングを起こし、お客様に多大なご迷惑をおかけしたことから、この点について試行錯誤を繰り返し改善に努めてきました。その結果今では、クラッキング発生率は1%以内に収まっています。

ディジュを購入する前には必ず、クラッキング防止のためにどのような処置がなされているのかを売り手にたずねてみましょう。もしくは、その保証となるものを請求するのも良いでしょう。私たちの場合は、一つ一つのディジュに保証証を付けています。

個人からディジュを購入する場合は、小さなひび一つ見落とさないようディジュの隅々まで入念に調べてください。もし一つでもひびが入っていたら、そのディジュは買わないでください。またはその売り手からは一切買わないようにすることです。それは、その売り手がディジュの品質を管理していない証拠です。

色の違いが見られる個所や詰め物をされている個所は、指の爪でつついて調べてみましょう。もし、爪の跡が見られたなら、そのディジュは買わないことです。

もし裂け目やひびが見当たらなければ、次にディジュの底を点検してみましょう。良く作られたディジュは、外壁がとても薄い状態でない限り、彫刻刀によって底が広げられています。しかし、それがあまりに不均整でむらのある削りかたであると、後にクラッキングの原因となる恐れがあります。また内側もしっかり密閉されているかどうか調べましょう。もしコーティングされていない木の部分が見られるなら、そのディジュは買わないでください。後に必ずクラッキングの原因となります。

良く作られたディジュの両端はわずかに斜めに切られています。

次に、ディジュメーカーがそのディジュ上の穴をどんな詰め物で塞いでいるかを調べてみましょう。本物のディジュには本来、大小様々な派生した枝の跡があるので、それらを埋めなければなりません。ほとんどのメーカーが自動車用のパテやファイバーグラスなどの速乾性の高い充填物を使用しています。それらの膨張・圧縮率は木のものと大きく異なるので、すぐにもしくは後々に分離してしまいます。だから私たちは、穴を塞ぐのにどのような充填物が使用されているか調べることをおすすめします。繰り返しになりますが、うちのディジュは穴や埋め跡なんて一切ないよ、と勧められた場合は他の売り手を探すほうが良いでしょう。

最後になりますが、ディジュの外側のニスの厚みは必ずチェックしてください。多くの売り手が、たった一、二層の上塗りしか施していません。なぜなら、その方がより安く早くすむからです。また、彼らには後々クラッキングが起ころうが起こるまいが関係ないからです。Didjshop.comのディジュは最低でも五層以上のコーティングとニスでしっかり守られています。つまり、ニスの層が非常に薄いディジュは買わないほうが良いでしょう、それは手抜き作業の印です。

’うちのディジュはクラッキングなんて絶対起こらないよ’などと勧めてくる売り手は信用しないほうが良いでしょう。できれば、このような勧誘をする売り手からの購入は避けるべきです。

 

サウンドクオリティー

前に述べた本物のディジュ(シロアリによって空洞にされたユーカリ)は、他のいかなる素材から作られたものよりも高いクオリティーを持っています。が、しかしそれらの中にも幅広いサウンドクオリティーが存在します。より早くより多くのディジュを製造することのみを重視している人々も少なくはありません。作業に時間と努力を費やすことを惜しみ、その結果素材は本物でもサウンドクオリティーは・・・。悲しいことにこのようなディジュが過半数を占めているのも事実です。

ディジュのサウンドクオリティーについての情報を一切提供しない売り手もたくさんいます。また、そのような人々は大体において品質の良さを非常に誇張しています。Didjshop.comは世界中のマーケットを相手にしたディジュ卸売りの、長い歴史を誇ります。その中で、一貫したサウンドクオリティーを確保していくシステムを開発しました。全てのディジュの音質をチェックし、また向上に努めているので、商品によって当たり外れなどということは決してございません。(もちろんクラス分けはされていますが)常に、信頼できるサウンドクオリティーの商品がお手元に届くことになります。

売り上げをあげたいがために美辞麗句を連ねた説明を用いたり、コンサートクラスのディジュだと偽る人々もいます。そのような売り手から購入すれば、金額に値しない品があなたの手元に届くことになります。以前に、とても大きなローカルディジュリドゥショップを訪ねたことがありますが、そこで人々がコンサートクラスと呼んでいたディジュは(彼らは私たちの術語を使用していましたが、どのディジュも決してセカンドクラスとは呼びませんでした)私たちがセカンドクラスと呼ぶものと同等の品でした。

このようなことから、’当店お勧めのディジュ’を見る際にも慎重になることをおすすめします。特に、全てのディジュが最高の品だと主張する所には気をつけてください。(これはシロアリ食いのディジュにおいては有り得ないことです。)

売り手のなかには、ディジュはMP3録音されたものよりも電話で聴いたほうが良いですよと言う人々もいます。これは正しくありません。そのようなことを言う人々は、ただ単に電話でなんとか購入させようとしているだけです。私たちは、電話上とオンライン上の聴き比べ実験をお客様と何回も行いました。もちろん聴いてもらったのは同じディジュです。結果、全てのお客様がオンライン上のほうがよく伝わるとおっしゃってくださいました。私たちのWEBサイトでは様々なディジュの音を聴き比べることもできます。

また、とても優れた奏者ならかなり質の悪いディジュでもかなり良い音を出すことが可能です。このことも頭に入れておいたほうが良いでしょう。できる限り多くの奏者の、また多くのディジュの音を聴いて聴力を養いましょう。一つ二つ聴いただけでは、現実的に聴き比べたとは言えません。Didjshop.comでたくさん試聴してみることをおすすめします。

ディジュは一本一本異なるサウンドクオリティーを持っています。まずはどのように演奏するかをプラスチックパイプかそれに似たようなもので学び、自分自身で音の評価ができるようにしましょう。そして、信頼できる売り手を探しましょう。多くの売り手がディジュのクオリティーを偽っていることを決して忘れないでください。

様々なコードを聴いてみましょう

 

 

本物であること(誠意)

あなたは本物を、シロアリによって空洞にされたディジュリドゥを選びますか?もしそうであれば、didjshopはあなたがアボリジニーの人々によって作られたディジュのみを購入することを懇願します。およそ80%以上のディジュがノンアボリジニーの人々の手によって作られています。そして、それらの大多数は利益目的のビジネスに用いられています。莫大な数のディジュがお金儲けに使われているのです。それと同時に、偽物も多く出回っています。切り倒された森、そしてアボリジニーの人々はこのビジネスのやり方にひどく憤慨しています。

ディジュリドゥを購入するのならば、その売り上げの一部がアボリジニーの人々のもとに戻るのかどうかを確認してください。ディジュリドゥはアボリジニーの楽器です。しかし白人は、利益の一部をアボリジニーの人々に返すこともなく、ありとあらゆる種類のディジュを売りさばいています。これは文化の強奪、盗用です。アボリジニーの人々はこのような搾取、利用に激しい憤りを感じています。

たとえ誰から購入するにしても、その利益の一部がアボリジニーの人々に戻るのかどうかを確認していただくようお願いします。シロアリに食われた本物のディジュだとしても、アボリジニーの職人によって作られたものであるという確信なしには購入しないでください。またアートワークにおいても、アボリジニーの人々によって施されたものであるかどうか確認してください。悲しいことに、80%以上ものシロアリ食いのディジュがノンアボリジニーの人々によって作られ、’アボリジニーアート’と呼ばれているものの半数以上がノンアボリジニーの人々によって描かれています。そして、その他のディジュを取り扱っている売り手で、アボリジニーの人々に利益の一部を戻しているという人を私たちは聞いたことがありません。つまり現在、ディジュの売り上げからアボリジニーの人々が手にするお金はほとんどありません。この現状を変えるのに協力してください!

ここまで目を通していただいてありがとうございました。あなたのディジュリドゥ探しが上手く行くことを祈っております。